放課後の魔術師 (1)オーバーライト・ラヴ
放課後の魔術師 (1)オーバーライト・ラヴ (角川スニーカー文庫)
- 作者: 土屋つかさ,ふゆの春秋
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2008/09/01
- メディア: 文庫
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経緯
ブログを読みまわりしていたときに、『放課後の魔術師』オススメの記事を目にした。
また、土屋つかさ先生がTRPG系のゲーム好きだと、当人のブログを見て知った。そういうゲームをやり込んでいる人たちは、頭の回転が早い人が多いと、僕の友達を見て、感じていた。この作者さんもそうに違いない。
そして、イラストを描いているのが、ふゆの春秋さんと知り、読んでみようと思った。pixibでふゆの春秋さんの絵を見て「女の子が可愛いなぁ」と結構、感動したのである。
読んでみて
おもしろい!
土屋つかさ先生があとがきで書いている通りだが、語り手の視点切替がとてもテンポ良く刻まれ、僕は好き。
随所に描かれる推理には、感心してしまう。
播機遙と秋津安芸の最初の出会い。『れしあの会』を突き止める場面は、おみごと。
どのキャラクターも頭が切れるので、語り手と合わせ、話の流れに滞りがない。ぐいぐい引き込まれる。
戦う場面なんかは、漫画『ネギま』を最近読み始めていたこともあり、魔術を使いながら戦うイメージが、くっきりと浮かんだ。あとは、僕の中の、小さいときのファンタジー系アニメの記憶が生きているんじゃないかと思う。
ファンタジー系は、今は読まず嫌いになっていた。しかし、読んでみると面白いものですな。
脱線
漫画『デスノート』をきっかけとして、頭の切れるキャラクターに感心をもつようになった。『探偵ガリレオ』なんかもそうか。まぁ僕はフジテレビのドラマ版を視聴。福山雅治と柴崎コウというキャストに引かれて見たのだけど。
それまでも、江戸川コナンや、金田一一というキャラクターはいたのだが、小学校のときだったこともあり、今までご無沙汰していた。
ラノベをここ一年、読むようになり、初っ端が『狼と香辛料』であり、やっぱり、頭の切れるメインキャラクター達。
「推理」モノ、頭の切れるキャラクター達が好きなんだな。
そんなことを言ってると、今度は無性に普通の人のキャラクターを読みたくなったりするんだろな。まぁバランス良く摂取したいものだ。
むすび
というわけで、他の本も読みつつ、2巻、3巻(現時点、最新刊)へと読み進めて行きたいと思う。
追記2009/05/27
二巻、三巻読了。
相変わらず、テンポ良しで、おもしろい。
メモ
作者さまブログ
土屋つかさの今か無しか
http://someiyoshino.at.webry.info/