災害時のメディア役割分担
災害時、利益ど返しで協力すればいい。
テレビは最大の被害地だけ映していてはもったいない。
画面を分割して情報を一括で見られるようにすると良いなと思った。
視聴者が欲しい、必要な情報が一辺に確認できるように。
今はネットがそれを可能にしている。
テレビは一方通行で、取材班による各地の映像を持ってこられるのはいいけど、それをいつどのタイミングで放送するか否かはプロデューサーが決めてしまう。
全部放送してくれたらいいのに。あらゆる被災地の状況、リアルタイム映像。あらゆる鉄道情報、あらゆる道路交通情報。あらゆるインフラ情報、電気、ガス、水道。避難場所の場所と状況。
その中から、自分が確認したいもの(自分の地域、親戚の地域……)だけをみる。……今のテレビでは不可能。ネットを活用する。
地震について知りたければ、気象庁のサイト。鉄道情報が知りたければ各鉄道社サイト。道路交通情報……分散しているので、それをまとめて一覧できる、ぱっと見て確認できるようなサイトがあるとなおよし。
テレビでやるなら画面を分割して、全部流す。
たとえば6分割して、左上は電車、真ん中上は道路、右は津波のハザードマップ、左下は避難所の場所と状況、真ん中下は震源近くの被災地の映像、右下は地元主要場所の映像。
画面が小さいと全部見られないから、選べるようになるといい。チャンネルを変えるように、一番組の中で見るものを選べるようになると良い。地デジの時代というのはそういうものを可能にしてくれると予想。
これが無理ならテレビはもったいない。テレビは全国の情報網は持っているはずなのに。そこから放送する側の人間が選んだ一つないしいくつかの情報しか見せられないのでは、緊急時に機能しない。あくまで被災地を傍観し続ける窓。
テレビ各社が協力すると分割しなくても良い。欲しい情報があればチャンネルを切り変える。
NHKは被災地の映像、教育は避難場所の映像、朝日は鉄道情報、日テレは道路交通情報、フジテレビは津波情報、TBSは専門家による災害時の対処指南など。
ネットが使えない状況でもこういうのなら可能だろう。
利便性を増すなら、各局の映像を常に視聴できるようにする。メイン映像5:他1:1:1:1:1ぐらいの大きさで。視聴者が必要な映像を拡大する(チャンネルを変えて見る)。
各社取材班が別の局で役立つ情報を獲得したら、流せる局に映像を送る。連係プレー。そういうのができたら、それぞれの人が欲しい情報を得られるだろう。テレビが役立っている。
現状の問題点として、災害時に専門化が各局に分散するのは頂けない。全員が集まり最良の意見を出してくれる方が良い。キャスターは、ベテランなら過去の経験を通して現状プラスアルファを伝えてくれるかもしれないが、普通のキャスターは被災地の映像を眺め伝えるのみ。各局でバッラバラに報道して「どこのキャスターは良い悪い」とかそんなのを視聴者が議論したって仕方ない、下らない、意味がない。
情報を分散、集中すること。「その最新情報ならこのチャンネルを見よ」そうなることが望ましい。
情報を得ると心配事が減って落ち着ける。情報が得られないと心配し、色々想像してしまい、不安になってしまう。
とりあえず、日本のインフラとして、テレビの活用法をメモ。